大学職員研修を実施するためのインストラクショナルデザイン(ID)研修「教え方が9割」
大学コンソーシアム大阪
目標(ゴール)
目次
- 研修手順を考える(思い出す)
- 研修手順をテキストで学ぶ
- 研修手順解説動画を視聴する
- アンケートを提出する
- 実際にやってみて相談する
1. 研修手順を考える(思い出す)
学ぶ前に「研修を行うとしたらどのような準備が必要か」何も見ずに考えてみてださい。
さらにPDCAサイクルを思い出しながら,研修を実施した後には何をすれば良いかを思いつくままに書き出し,リストを作成してください。様式は問いません。
2. 研修手順をテキストで学ぶ
次に「研修手順書をダウンロード」を開き,皆さんの作成したリストと見比べてください。
ここでご紹介する手順は「ADDIEモデル」というものです。
3. 研修手順を解説動画で学ぶ
「ADDIEモデル」の紹介動画もご用意しました。動画はいずれも10分程度の内容です。部分的にご視聴いただいても構いませんが,全てご視聴いただけるとより理解を深めていただけると考えています。
(1)イントロダクション
まずはこの動画からご覧ください。一緒にここからはじめましょう。
(2)ADDIEモデルの紹介
ADDIEモデルについてご紹介します。
この動画では,何のために研修をするのか明確にし,計画を練ることの重要性について触れます。 ADDIEモデルの「分析(Analysis)」「設計(Design)」部分の説明になります。
(3)教え方の手順の紹介
ADDIEモデルの「開発(Development)」について説明し、
ガニェの9教授事象を紹介します。
(4)動機づけと評価方法の紹介
ADDIEモデルの「実施(Implementation)」の際に役立つ動機づけモデルと「評価(Evaluation)」で活用できるモデルをご紹介します。
4. 実践して必要に応じて相談する
計画した内容をぜひ実践してみてください。その際のご質問やご相談に随時無料で応じています。具体的な業務での活用や研修実施の際に,遠慮なくご連絡ください。
実は,実際にやってみることやそのためにご相談いただくことが,この研修の実施目的となります。
無料でいつでもご相談いただけますので,具体的な事例について,意見交換をさせてください。
よろしくお願いします。
5. アンケートを提出する
本プログラムで準備したテキストや動画の内容について、みなさまのご理解や満足度、目標達成の確認などのためにアンケートを準備しましたのでご協力ください。お寄せいただいたご指摘やご意見は、今後のプログラム改善に反映させられるよう検討いたします。
お問い合わせ・ご相談先
宮原秀明
大学コンソーシアム大阪 研修部会推進委員会 委員長
大阪学院大学 大学事務長
熊本大学大学院社会文化科学研究科教授システム学専攻修了 修士(教授システム学)
このプログラムはオンデマンドでいつでもどこでも好きな時に独学で学んでいただけますが,このやり方でよいのか迷ったり,より良い方法を知りたい、という悩みや疑問が起こることも想定しています。その際には、担当講師にご質問,ご相談ください。また,本プログラムに対するご感想もお待ちしています。
全て無料で対応させていただきます。
このプログラムでは, 教え方を学びます。
独学で教え方のスキルアップをしていただけるように,手順をテキストにまとめ,併せて解説動画を用意しました。研修を実施する設定でその準備に必要な内容についてまとめています。
教え方について知ることは、研修実施のみならず,幅広い業務シーンで役立つと信じています。ここで紹介するモデルやプロセスがみなさまの業務シーンでご活用いただけることを願っています。
担当講師の無料相談をご活用ください。
▼ お問い合わせ・ご相談先
研究成果に基づく内容です。
欧米を中心に長年に渡り研究成果を蓄積してきた教育工学の中心的概念であるインストラクショナルデザイン(ID)について学びます。
ここでは動画および手順書を用いて,PDCAサイクルを連想いただきながら「ADDIEモデル」について学んでいただきます。さらに,その好循環サイクルを回していく方法やそのサイクルの過程で活用できるモデルなどを学んでいただきます。「ADDIEモデル」にそってどうすればもっと魅力的で効率よく効果的な研修になるかを考えていただきたいと思います。
「教え方」を学ぶことの必要性,さらにそれを実践していくことの重要性を考え,実践していただけるように構成しています。1.から5.まで順に進めてください。